TRA次郎 変圧器励磁突入電流・電圧低下率計算ツール(試験運用中)

計算パラメータ設定

(デモ版では一部のパラメータしか変更できません)

接地方式
電力系統側
電力系統側の接地方式
電力系統側の接地方式を選択します。
変圧器側
変圧器(充電する側の巻線)の接地方式
変圧器の充電する側の巻線がY結線の場合に,その中性点の接地方式を選択します。充電する側の巻線がΔ結線の場合は「充電側がΔ結線」を選択してください。
電力系統
基準値
系統基準容量 (Sbase)
系統の基準容量を入力します。系統の基準インピーダンスの計算で利用します。
MVA 系統基準電圧 (Vbase)
系統の基準電圧を線間電圧で入力します。系統の基準インピーダンスの計算で利用するほか,変圧器充電時の電源電圧にもこの値を利用します。

※線間電圧を入力します。
kV
系統周波数 (Freq)
系統の周波数を選択します。
  •  
  •  
インピーダンス1 (Z1)
正相リアクタンス1(%X1p)
電力系統と変圧器の間のインピーダンスZ1のうちリアクタンスの正相分を,系統基準容量および系統基準電圧により計算される基準インピーダンスに対する百分率で入力します。
% 正相抵抗1(%R1p)
電力系統と変圧器の間のインピーダンスZ1のうち抵抗の正相分を,系統基準容量および系統基準電圧により計算される基準インピーダンスに対する百分率で入力します。
%
インピーダンス2 (Z2)
正相リアクタンス2(%X2p)
電力系統と変圧器の間のインピーダンスZ1のうちリアクタンスの正相分を,系統基準容量および系統基準電圧により計算される基準インピーダンスに対する百分率で入力します。

※考慮しない場合は0を入力してください。
% 正相抵抗2(%R2p)
電力系統と変圧器の間のインピーダンスZ2のうち抵抗の正相分を,系統基準容量および系統基準電圧により計算される基準インピーダンスに対する百分率で入力します。

※考慮しない場合は0を入力してください。
%
変圧器
基本情報
定格容量 (Strans)
変圧器の定格容量を入力します。
結線 (wtype)
変圧器の結線を入力します。Yはスター結線,Δはデルタ結線で,Y-Δの場合,一次側巻線がスター,二次側巻線がΔ結線です。
定格電圧 (一次側) (Vtrans1)
一次側巻線の定格電圧を入力します。計算では一次側巻線に電圧が印加されます。
kV 定格電圧 (二次側) (Vtrans2)
二次側巻線の定格電圧を入力します。
kV
短絡インピーダンス(漏れリアクタンス,巻線抵抗)
リアクタンス成分 (一次・二次間) (%X12)
変圧器の自己容量ベースにおける一次・二次間のリアクタンス成分の百分率です。(変圧器の定格容量および定格電圧を基準容量,基準電圧とした場合に計算される基準インピーダンスに対するリアクタンス成分(漏れリアクタンスに相当)です。) なお,二巻線変圧器の場合は,一次側と二次側に半分ずつ配置されます。
%
巻線抵抗入力方法
巻線抵抗の入力方法を選択します。短絡試験の結果(二つの巻線の巻線抵抗の合算値)もしくは各巻線の抵抗値のいずれかを選択します。
抵抗成分 (一次) (R1)
一次巻線の巻線抵抗を入力します。
Ω 抵抗成分 (二次) (R2)
二次巻線の巻線抵抗を入力します。
Ω
励磁インダクタンス
飽和近似磁束 (Φs)
励磁インダクタンスの磁気飽和特性(電流-磁束特性)において,完全飽和領域の直線と縦軸との交点となる磁束を,定格磁束を1.0とした場合の比率もしくは磁束値を直接入力します。
飽和インダクタンス (Ls)
励磁インダクタンスの磁気飽和特性(電流-磁束特性)において,完全飽和領域の直線の傾きを,変圧器の定格容量および定格電圧(充電側)を基準容量,基準電圧とした場合に計算される基準インピーダンスに対する百分率,もしくは,インダクタンス値(一次側巻線換算値)で入力します。
解析条件
遮断器
投入位相 (phase)
変圧器の一次側巻線を充電するタイミング(遮断器が導通するタイミング)における系統側の電圧位相をa相対地電圧正弦波基準で入力します。
deg
残留磁束
a相 (Φra)
変圧器の残留磁束を,定格磁束を1.0とした場合の比率で入力します。
p.u. b相 (Φrb)
変圧器の残留磁束を,定格磁束を1.0とした場合の比率で入力します。
p.u.
c相 (Φrc)
変圧器の残留磁束を,定格磁束を1.0とした場合の比率で入力します。
p.u.
その他
計算時間 (Tmax)
計算を行う時間を入力します。
ms